V6の踊っている割合とわちゃわちゃについて
V621周年おめでとうございます〜!
けど、デビュー日とは全然関係ない内容です。すいません。
愛だけはあります!
諸君 私は踊っている彼らが好きだ
諸君 私はわちゃわちゃしている彼らが好きだ
諸君 私はV6が大好きだ
ぶいしっ!ぶいしっ!ぶいしっ!
よろしい ならばコンサートだ
ということで、隙あらば踊り気がつけばケツを触ってるおじさんに落とされたオタクは、落ちてからというもの、毎日欠かさず何かしらのV6映像を見て過ごしてまいりました。
コンサート映像に浸り、踊り狂い楽し気にケツを追う彼らに癒される日々。そんな中、とある疑問がふとわいてきます。
この人たち、いろいろ衰えないな・・・?てか、最近の方が踊ってるし、わちゃわちゃしているのでは・・・?
20周年のお祭り期間に落ちた新規で、コンサート映像を入手したのも時系列ではなかったため、彼らのこれまでの空気の変化を肌では知らない。
ならば、調べてみようではないか!と思い立ちこんな記事を書くに至ったわけであります。(ここまで前置き)
対象は2015年,2013年,2011年,2010年,2008年の近年5作品(トニカミコンは6人揃ってないので除外)
踊ってる割合とわちゃわちゃしている回数とその指向性を調べてみました。
調査方法は「ひたすらコンサート映像を見てその回数を数える」です。考察する思考力も過去の発言など情報収集能力もなかったため、とりあえずデータ化してみた笑
踊っている割合については、お手振りなどファンサがない踊りっぱなしの曲、ファンサもするけどフォーメンションチェンジなど含むしっかりと踊っている曲、お手振りやその場で歌うだけの曲と項目に分けてカウントし割合を算出しました。主観に基づいた判断で、多少基準がぶれていることもあるかもしれませんが、ご了承ください。
わちゃわちゃについては、接触回数と誰が誰に仕掛けたのかをカウントしました。
データを並べたものを眺めるのが好きな性癖の私だけが楽しい調査かもしれませんが、よろしければお付き合いください!
- LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-
踊ってる 57.1%(全部踊ってる 34.7%)
お手振りのみ 42.9%
1/3ガチで踊り狂ってるってどういうこと。コンサートの半分以上踊ってるという止まったら死んじゃうマグロのような構成にゾクゾクします。
仕掛けた順位
1位 岡田 23回(うち7回が→長野三宅)
2位 森田 10回
2位 三宅 10回
仕掛けられた順位
1位 井ノ原 13回(うち4回が←岡田)
2位 長野 11回
2位 三宅 11回
2位 岡田 11回
「岡田どうしちゃったんだよ」と言われるのも納得の進撃のオカダ笑
めちゃめちゃお兄ちゃんたちにじゃれついてます。
- V6 live tour 2013 Oh! My! Goodness!
踊ってる 63.3%(全部踊ってる 43.3%)
お手振りのみ 36.7%
まさかのダンス曲63%、そのうちガチダンス曲が驚異の43%!!!調べた5作品の中で最も踊っている割合が高いコンサートでした。
仕掛けた順位
1位 岡田 8回(うち3回が→三宅)
2位 三宅 5回
3位 長野 4回
3位 森田 4回
仕掛けられた順位
1位 長野 7回(うち4回が←森田)
2位 井ノ原 5回
3位 三宅 4回
3位 岡田 4回
剛くんの仕掛けた回数4回がすべて対長野くんなのが意外というか案の定というか感慨深い結果でした。
- V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!
踊ってる 52.9%(全部踊ってる 41.2%)
お手振りのみ 47.1%
センステのみというセットで、移動も含めてダンスみたいな。俯瞰で見てこそ醍醐味を感じられるフォーメンションが多い印象。
仕掛けた順位
1位 三宅 4回(うち2回が→岡田)
1位 長野 4回
2位 岡田 3回
仕掛けられた順位
1位 長野 4回(うち2回が←井ノ原)
1位 岡田 4回(うち2回が←三宅)
2位 三宅 3回
総接触数が一番少なかったセクバニコン。会場全体に散らばるフォーメンションが多かったからなのか。
ヒゲ行信者の私は坂本くんにみんなもっとかまってよ・・となりました。
- V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN READY?
踊ってる 52.5%(全部踊ってる 40.0%)
お手振りのみ 47.5%
冒頭のTAKE ME HIGHERのアクロバット、締めのMFTPでの台宙は何度見てもいい。レジェンドと呼ばせてください。
仕掛けた順位
1位 岡田 8回(うち3回が→井ノ原)
2位 井ノ原 5回
2位 三宅 5回
仕掛けられた順位
1位 岡田 7回(うち3回が←井ノ原)
2位 長野 6回
3位 井ノ原 5回
RADIO MAGICは画面三分割なんてされちゃったりして本当に目が足りないってなる。
アニバコンではカミ→坂本くんの接触が増える傾向にあります。
- V6 LIVE TOUR 2008 VIBES
踊ってる 38.2%(全部踊ってる 29.4%)
お手振りのみ 61.8%
便宜上お手振りのみにカウントされていますが、このコンサートでは映像とのコラボが多かったです。
仕掛けた順位
1位 岡田 8回(うち4回が→三宅)
2位 井ノ原 7回
3位 森田 6回
3位 三宅 6回
仕掛けられた順位
1位 岡田 8回(うち3回が←三宅)
2位 井ノ原 7回
2位 三宅 7回
トニング同士カミング同士のわちゃわちゃが印象的でした。3人で集まるとそれぞれ6人の時とはまた違った空気になりますね。
この調査のまとめとしましては、感じていた通り最近の方が踊っているし、わちゃわちゃしているという結論に達しました。やっぱり!
それ以上にこの調査で、やっぱりV6最高!!って盲点にも近い気付きがありました。
いや、V6が最高ってことはもちろん毎日噛み締めて生きてますけど!そうじゃなくて!
普段コンサート映像見るとき、好きな曲ばかり繰り返したり飛ばして見たりすることが多かったんですが、この調査のために通しで見てたくさんの新たな気付きがありました。そんな好きじゃないなと思っていた曲を改めてじっくり聞くとすごくいいなって思ったり、このセトリ神じゃないかと感動したり。
また時間があるときにでも、みなさんも一つのコンサートを通しで見たり普段聞かない曲も見てみてください。きっとどの瞬間のV6も最高じゃないか!と感じていただけると思います!!
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
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『ビニールの城』を見て、感じ想ったこと
8/15昼公演に行ってきたぜ!『ビニールの城』!!
蜷川演出になるはずだった今回の舞台。残念ながら、あと一歩間に合わなかったけれど、お盆だしきっと客席から蜷川さんが見守っていたんじゃないかな。
演出の金守珍が語るように、唐十郎の世界を表す完璧なキャスティングのなかに蜷川幸雄が息づいている。
まるで白昼夢のような舞台だった。
実際の行動を演じているというよりは、思考の具現化としての演技という印象を受けた。
アングラの世界にこれまで触れたことがなかったので、そのような舞台はとても衝撃的だった。
V6を好きになって、彼らの個人のお仕事も見るようになって、自分の中になかった世界に飛び込むことが増えた。自分の世界がどんどん広がっていくのがとても面白い。
なんて豪華な舞台なんだろう。こんな贅沢があっていいのか。私、『あの』ビニールの城を見てきたんだぜ。
この舞台で、まず一番はじめに衝撃的だったのは、お話しがわからないこと(笑)
「どんな舞台を見てきたの」と聞かれて起承転結が説明できない。事前に台本を読んではいたけど、その時もどんなストーリーなのかほとんど掴めなかった。
ただ、観劇してわかったのは、この舞台の面白味は台詞が持つリズムや音の美しさを楽しむことにあるということ。
目で、頭の中で台詞を追っていた時は上滑りしていった言葉が、実際の生身の人間が発する音になることで、すんなりと沁みた。観念を超えるリアルな現実に触れるというのは、劇のなかで視点を変えて述べられていたと思うけれど、この衝撃と感動は本当にすごい。
まず、感じた感激を忘れないうちに、なんの咀嚼もしないままの感想を残しておきたい。
朝顔の少年性にクラクラきた。
冒頭現れるのは、他者を受け入れられず、自己もまだ育っていない朝顔。唯一心の中に存在するのは、夕顔という自分の半身だけで、その夕顔と別れてしまった朝顔は、不安定で、孤独で、独りよがりで、まるで思春期の少年のようだ。その未完成さがたまらなく私を惹きつける。
朝顔はとても純粋で、自分の価値観を大切にしている人間なんだろう。劇の途中で、持論を語る朝顔の純粋ゆえの潔癖さ、強情さ、面倒くささがとてもよかった。
そんな朝顔が徐々に変わっていく、本来自分の中に芽生えていたものに気付いていく姿に心が震える。
モモは多面的な女性だった。
そんな彼女に本当終始振り回された。けど、それが快感なんだよ、あのひとに振り回されるなら本望ってくらい何故か魅了される。不思議だ。
処女のように純情で、娼婦の艶めかしさを持つ。子どもの無邪気さで人を傷つけ自分の感情に素直なのに、くたびれた大人のごとく厭世的で自分の幸せを掴もうと手を伸ばせない。
遠いところからきた女だから、ビニ本の中の空想の女だから、これほど魅力的に思えるんだろうか。
夕一の切なさは愛の残酷さからきていると思う。
モモに愛されたい夕一は、モモが求める姿に、つまり朝顔の半身である「夕ちゃん」になろうと懸命に努力する。それは、モモのために献身するようにも見えるけれど、やはり愛されたいというエゴだ。常軌を逸しているその姿は、それほどまでに愛されたいという切実な訴えで。なのに、夕一はモモには愛されない。
朝顔が現れたことで、モモに愛されないという現実の中に生きなければならなくなった夕一は、ある意味一番地に足がついているキャラクターだった気がする。
ひとまず感じたままの感想はこんな感じ。
人生の歯車がうまくかみ合わない、もどかしい現実が描かれていた印象。そのもどかしさがリアルなんだけど、それを詩のような抽象的な演出で表現されていることが、また面白かった。
話は変わって、ナマの俳優さんの話。
私が朝顔にここまで少年性を感じたのは、ひとえに朝顔を森田剛が演じていたからだと声を大にして言いたい。
サイズ感や声色も大いに影響していると思うんだけど、なによりその全身から漂っている疎外感がすごくいい!パンフレットで宮沢りえも言っていたけれど、その美しい陰が朝顔の少年らしい儚さをひときわ際立たせていている。
あと高めで甘い声が連日の舞台からかすこし枯れてて、そのアンバランスさがそのまま朝顔の中の少年と大人のアンバランスさに繋がっていて、とてもよかった。
この役を、少年や青年の域を出ない俳優が演じれば、ここまでの危うさは出せなかったと思う。朝顔は少年性を抱いている大人だからこそのアンバランスさを持つキャラだ。まだ若い俳優なら少年側に振り切ってしまって危うさがでない。それじゃ駄目なんだ!「成長していない」ことが肝なんだから。身贔屓かもしれないけれど、森田剛だからこそ演じられた朝顔だったと思う。
宮沢りえのモモは怪演だった。
モモの持つ多面性を破たんさせずに一人の人物として演じきった姿は鳥肌ものだ。声や顔や体つきなど、表面はどこまでも透明感のある少女なのに、仕草など醸し出す雰囲気が妖艶で。そのギャップは、その深みは宮沢りえにしか出せないんだろうなとため息。ビニールの中に帰っていく宮沢りえは、世間の荒波に翻弄される家出少女のような無力さと汚される清らかさがあって、けれどしな垂れながらポーズをとるあの爛れた色気はなんなんだろう。本当なんなんだろう。宮沢りえにだったら喜んで振り回されたい。
荒川良々が演じる夕一はこちらの先入観を気持ちよく裏切ってくれた。
コミカルな見た目な荒川良々だからこそ、夕一が言う台詞がより現実的に際立って響いたんだと思う。道化のポジジョンにいるようで、ひとつひとつを切り取れば思わず笑ってしまうシーンが数多くあったけれど、ふいに発せられる覚めた台詞が切ない。そういう意味でも夕一は真理をつく道化なのかもしれない。荒川良々の人畜無害っぽいフォルムなのに、ハイライトが入ってない感じの目っていう一点だけ滲むが暗さがいいね。ぴったり。
物語やメッセージについてはわからないことだらけ。
夕顔とはどんな存在だったのか。モモはなぜ朝顔のもとから去ったのか。水と相性になるとはどういうことか。ビニールの城とはなんのか。引田や河合は何者だったのか。腹話術師の三人組とは、民衆とは、諸君とは。
数々の疑問についてはまた少しずつ考えていくことにして。
頭の中で描く世界は無限で理想も描けるけれど、ナマの、現実の存在にはそれを覆すだけのエネルギーがあるんだなと、物語からも、演者からも感じた舞台だった。いやー、面白かった。
【ほとんど自信のない覚書】
放心状態だったから、本当に本当に自信がないけど
カーテンコールは4回半?
全員、全員、全員(宮沢が夕顔を抱きながら)、メイン3人、森田が1人で下手で軽くお辞儀
観劇
笠井アナは見た、須賀健太くんもいた模様
【ヒメアノ~ルネタバレ】ラストシーンは救いだったのか【みんな映画館に行こう!】
..何故、僕が原作漫画ヒメアノ~ルが
生涯ベストかと申しますと、この漫画のテーマが
「反社会性人格障害者の悲哀」を描いた作品だからです
快楽殺人鬼の森田は人の首を絞めて殺す
ことにしか生きる意欲が待てない人間です
彼は何故そんなサイコキラーなのかは?
原作では「先天的なもの」として描かれています
つまり生まれた時から彼はそういう人間だと決まっていたのです(中略)人それぞれ顔の形が違うように、脳の形もそれぞれ違う
その脳の造形が性格や趣味趣向に影響するのなら
それは身体的特徴の一部ではないでしょうか
近代的な社会はそういった人それぞれの違いを理解し合い
助け合うことを理想としています
しかし、森田のような快楽殺人鬼に近代社会が
差し伸べる手はあるのでしょうか?(中略)いや、僕は偶然にも快楽殺人鬼ではありませんでしたけど
人との違いに悩んだことがある人ならそれが快楽殺人じゃなくても
理解できる部分もあるんじゃないでしょうか
「別に俺が選んでこうなったわじゃないんだけどね」
っていう生まれ持った性についてです
この世で最も、誰も同情し得ない最低のクズ野郎に
古谷先生だけは空也上人像のように寄り添ったのです
完璧な情報量で映画『ヒメアノール』について語っておられるので、ぜひ全文にも目を通していただきたい。諫山先生のブログのリンクを貼っておきますね!
原作では森田の内面部分をかなり描いているのですが、それは映画的ではないと思ったし、それを中途半端に語ってしまうと、殺人犯を擁護してしまうものになってしまう恐れもある。(中略)原作との大きな違いは、森田を突き放して、ある程度の距離感をとったことです。
LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-完全密着ドキュメント備忘録
フォエバコン円盤が発売されてから、気が付けばもう2ヶ月も経ったんですね!
ほぼ毎日本編やら特典やら見ててまだ存分に楽しんでるので、そんな気がいたしませんが時の流れとは早いものです。
さて、タイトルにもあるようにこの記事は完全密着ドキュメント備忘録です。
いつどこの舞台裏でどんなエピソードがあったのか、見返す用リストのつもりでこの記事は書きました。
ほぼ一言メモとメンバーの発言の書き起こしという不親切設計で、また私が見返したいポイント中心でピックアップしたため内容に偏りがございます。ご容赦ください。
特典を持っておられない方、この記事だけでは彼らの魅力の6000000万分の一も伝わらないと思うので、特典がついてる円盤を是非買ってから読んでください!絶対損はしないから!!ね!!
LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-(DVD4枚組)(初回生産限定盤A)
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2016/02/17
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